文教厚生常任委員会
昨日から始まった2月定例会議。今日は午前に産業建設、午後からは文教厚生の常任委員会が行われました。補正予算と条例改正などを審査しました。
文教厚生、産業建設常任委員会とも、審査の内容については特に大きな問題もなく、すべて原案の通り可決すべきものとなりました。
ただ、福祉保健部関係では、国や県から基礎自治体に計画策定するように降りてきているものが8つあるとのことで、今回そのいくつかの次期計画を策定する時期に来ています。その計画策定をプロポーザル方式で行う、という件が出てきて、それも債務負担行為として出されました。
プロポーザル方式とは、作成者を選定する際に複数の者に企画を提案してもらい、その中から優れた提案を行った者を選定することです。ただ、価格のみを比較する一般入札方式とは違い、価格も含め、内容を重視した選定をすることです。
また、債務負担行為とは、予算は単一年度で完結するのが原則ですが、1つの事業や事務が単年度で終了せずに後の年度においても支出をしなければならない場合には、あらかじめ後の年度の債務を約束することを予算で決めておくことです。
福祉保健部がプロポーザル方式で計画策定を進めるということは柏崎市では初めてのことで、全国的にも珍しいことだそうです。だからいいとか悪いとかいうのではありませんが、こういう計画策定を外部に発注することはいいものなのでしょうか。コストパフォーマンスやより専門的なことを優先するならばいいことなのかもしれませんが、かりにも柏崎市は人材育成を掲げて取り組んでいます、柏崎市の職員が計画策定できるように、職員の人材を育成していくことは大切だと思うのです。・・・ということを感じているのは私だけでしょうか。
#2020年2月 #文教