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使用済み核燃料税条例


今日の随時会議で「使用済み核燃料税条例」が上程されました。この条例は3月23日の2月定例会議最終日に市長が追加で上程しようとしたものです。しかし、その時はあまりにも早急すぎるということ、重要な議案であることなどの認識から別の日に説明を求めるということになりました。それが今日行われたのです。

今日は議案の説明だけでしたが、全国的にも大変注目されている条例であることで、たくさんのマスコミが来ていました。この条例は単に使用済み核燃料に税金をかけるということだけではなく、今までも柏崎市では税金をかけていました、「経年累進課税」と言って、ある一定の条件のもと、長く敷地内に保管され続けている使用済み核燃料に経年で税金をプラスしていこうとするものです。

今までの使用済み核燃料税は平成15年に制定されたもので、1キログラム当たり480円の税金をかけていました。それを今回の条例では1キログラム当たり620円にすることと、ある条件下で、経年で1年ごと1キログラム当たり50円ずつの額を加算していくというものです(5年を上限とする)。

このような経年累進課税化は全国初めてのものですので注目されているのです。

今後の予定としては、

今日から3月14日までの間に納税義務者(東電)から意見書を提出してもらいます。

3月15日(水)の午前中に東電からの意見書を、午後から市の当局から説明を受けます。

3月17日(金)の午前中に東電から意見書についての説明を受け、午後から市の当局に対して議員からの質疑を行います。

3月21日(火)に採決を取ります。

当局に対しての質疑は各会派ごとに代表質問形式に通告を出し、行うことになります。

この質疑に対しては、どんな質問が出るのかわかりませんが、あくまで条例に対しての質疑であるので、原発の再稼働に関しての内容に発展しないようにしなければならないと思います。

この通告は3月15日の13時から17時までの時間ですから、東電からの意見書を確認してからすぐに提出することになります。

今日で令和元年度が終了しました。日本では年度の変わり目には進学進級、入社や異動があります。市役所でも部署の異動があります。議会事務局の方々で新しい部署に移る方もいます。短い方は1年間でしたが、長い方は4年間もお世話になりました。それぞれに大変なお仕事をこなしてくださいました。私が言うのもなんですけど、議員は誰もわがままだったり、我が強かったり、年齢がかなり上だったりと扱いにくかったかもしれません。しかし、柏崎市議会がそれでも機能していたのは議会事務局の皆様方のおかげだと思います。ありがとうございました。新しいところへ異動される方はそこでもお力を発揮してください。来年度もお世話くださる方は、またよろしくお願いします。

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