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一般質問3日目

今日は一般質問最終日3日目でした。今日は4人の議員が以下の質問をしました。

「再生可能エネルギーと原子力のまち」「中山間地域の農業施策」「被災者生活再建支援法の拡充」「原発再稼働の根本的な問題について問う」「市民の健康増進」「人口減少問題シティセールスと移住定住」「柏崎のまちづくり百年の会計」「コンパクトシティの形成」などです。今日は地域エネルギー、農業施策、福島事故の被災者支援、健康増進、移住定住、コンパクトシティなど、4人の質問者でしたが、それぞれが昨日以上に違った視点での質問でした。

その中で、健康問題に関してこんな話がありました。人工透析をしている人にかかる医療費は一人年間500万円ほどで、柏崎市には人工透析をしている方が150人ほどいる、ということです。これも若くて元気であればあまり気になることはなかったかもしれませんが、私の周りにも人工透析をしている人がいたり、自分の健康でも医師に人工透析をするかもしれない、という指導を入れられたこともあり、大変気になる数字でした。

今回の代表質問から一般質問まで計24人が質問に立ちました。その中では。原発の使用済み核燃料の経年累進課税に関する質問がかなり多くありました。また、市長の原発に対する考え方や再稼働の条件についても質問もかなりあったような印象です。私自身も、私の会派もこの原発に関しての質問はしませんでした。かといって、問題意識をもっていないわけではありません。しかるべき時にはしかるべき判断をする準備は整えているつもりです。私自身の原発に対する立ち位置としては市長と大きな差があるわけではありません。当然のことながら、いずれは原発に頼らない柏崎にしていくのはもちろんです。日本にしてもいずれは原発を0にしていく方向に行くべきだと考えています。その中、私の中の原発再可能の条件は2つあり、「使用済み核燃料の処理あるいは移動先を明確にすること」「原発を廃炉にしていく年を明確にすること」です。今柏崎刈羽原発にある使用済み核燃料は全体として保存できる量の80%に既に達しています。そのままにしておけば、再稼働してもすぐに止めなければならなくなります。

明日からは常任委員会の審査が始まります。今回は来年度予算の審査ということで、各常任委員会が2日間開かれます。そこでの審査は各委員会に付託されたものを審査するものですので、今柏崎で最も話題になっている新型コロナウィルス感染症に関しての質疑や説明はありません。話題になっていると言っても議案として付託されているものではないからです。しかし、かといって市として対応していることに関しては議会に説明をしてほしいと思っています。当局としても忙しい、あわただしいということは承知していますが、特に教育関係のことは情報が全くなく、不安を感じている児童生徒、保護者、地域の方が少なくありません。今は正確なものが決まっていなくとも、こんなことをどこどこと調整しながら、いつころまでに決定できるように進めている、くらいの広報はすべきだと思います。一応は「対策支援本部」を立ち上げている議会ですから、当局が情報を市民に公表する直前くらいには、こんなことを公表する、というものを当局は議会へ情報提供してほしいのです。

議会と当局の間に隔たりがあったり、温度差があったりすることはよくないことですから。

#2020年2月 #一般質問

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