文教厚生常任委員会

先週の金曜日から各常任委員会で付託された議案についての審査が始まりました。先週金曜日は産業建設常任委員会でした。そこには傍聴議員として参加しました。高柳産業福祉会館の直営化や西山町にある「ゆうぎ」の指定管理者の変更などが審査されました。指定管理から市の直営での管理になることには違和感がぬぐえませんが、すべて原案の通り可決することに決しました。

今日は文教厚生常任委員会でした。付託された議案は１０あり、補正予算や条例改正です。

補正予算では、小中学校に特別支援学級を増設・新設するための予算が組まれました。増設は「柏小」「半田小」「剣野小」「槙原小」「新道小」「荒浜小」で、新設は「北条小」「松浜中」「五中」「東中」です。右肩上がりで特別に支援が必要な児童生徒が増える中、施設の増設だけではなくマンパワーとしての職員の増員も必要です。また、北条小中内にあった給食施設を増やし来年度から鯖石小や五中、高柳小まで範囲を広げた共同調理場にする経費も計上されました。

条例改正では、綾子舞会館と飯塚邸の指定管理者による管理を市の直営での管理にするものでした。質疑での答弁では、未来永劫それらの施設を存続させていくために経済性の面も考慮するとともに、教育委員会所管の博物館が管理するので、今まで以上に学校教育に活用していく、とのことでした。市の直営となると今まで指定管理者がその施設に常駐していたから今後は市の職員が常駐することになると考えそうですが、そうとも限らなく、業務委託をすることもありますので、利用者にとってはそれまでと全く変わらない状態でいることもあります。この綾子舞会館と飯塚邸についてもそれぞれ業務委託しますので、利用に関してはこれまでと変わりません。また、西山町いきいきデイサービスセンターの休止も上げられました。この施設は指定管理者の方からスタッフ不足を理由に指定管理期間の終了を待たずに休止することになりました。これまで利用していた方はにしかりの里を利用することになり、理解してもらったようです。介護施設のスタッフ不足は深刻です。

今日の審査ではいくつも質疑が出ましたが、すべて原案の通り可決することに決しました。

#２０１９年１２月 #文教