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総務常任委員会


今日は総務常任委員会でした。補正予算等の審査の前に、請願として「地域における多機能型バス運行について議会で研究し、行政に提言することを求める請願」の説明と質疑が交わされました。このバスに関することは議会報告会でも市民から要望が出され、持続可能な柏崎市としての公共交通の在り方を研究している総務常任委員会としては、請願の趣旨は同意するものだと思いました。

請願の説明の後、審査を行い、報告事項として「柏崎市環境基本計画第3次計画素案」「防災情報通信システムの一部変更」「原子力災害に備えた柏崎市広域避難計画の修正」「公共施設等マネジメントの進捗状況」「平成31年度当初予算編成における予算要求状況」について説明を受けました。特に来年度平成31年度当初予算については現状では歳入要求が451億円余りに対し、歳出要求が484億円以上あり、その差が33億円以上あるとのことです。毎年歳出が歳入を大きく上回っている要求段階です。昨年度までに比べその差が若干小さくはなったとはいえ33億円以上ありますから、これをどう修正していくかがこれからの課題になります。

最後に委員会としての採決をとりました。付託された議案に対しては「原案の通り可決すべきもの」と決しましたが、請願は否決されました。その主な理由としては、この時期の請願として議会で研究し行政に提言することを求められても時間的に十分な研究ができない、というものでした。私としては、市民が困り、その解決のための提案までしているものであり、議会報告会でも同様な要望も出されていることであれば、時間がないという理由で取り組まないということがあってはならないのではないかと思うのです。議員としての任期が迫り最終的な結論まで到達できないと判断した段階で、議会内でそれ以降の取り組みについて決めればいいのであって、市民の願いを受け止めないような判断はしたくありません。

このように委員会では否決されたことであっても本会議で諮られます。もしかすると本会議では可決することになるかもしれません。こういうケースはこの3年半の間ではなかったことですので、そうなった後のことを確認しておかなければならないと思います。

#2018年12月 #総務

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