文教厚生常任委員会 会派代表者会
今日は文教厚生常任委員会が行われました。委員会が始まる前に、請願者による請願の主旨説明の機会が設けられました。今回私が紹介議員となりこの定例会議に提出された請願は、「少人数学級の早期実現に係る意見書の採択を求める請願」と「義務教育費国庫負担制度堅持・拡充に係る意見書の採択を求める請願」の2つです。
毎年この時期に議会に提出している請願です。1回採択されたにもかかわらず同じような内容の請願を毎年出してくることはいかがなものか、という意見もあります。しかし、国へ求めていても何の変化がないことに対し、アクションを起こさないでいるということはそれを受け入れるということにつながります。受け入れていないということの意志を表明するためにも毎年提出ことに意味があると考えています。
この2つの請願は委員会では賛成多数で可決されました。請願者は、議会として毎年採択してくださることは感謝しますが、全会一致での採択をお願いしたい、と話していました。教育行政と教育現場が同じことを求めているのですから、基礎自治体の議会としてはその後押しをするのは当然のことかと思います。残念ながら全会一致とはなりませんでしたが、今年も委員会では可決していただけました。あとは22日の本会議で意見書の提出を求めていきたいと思います。
午後からは会派代表会議が行われました。14日の続きです。県知事選挙前に開いた市長の記者会見の時に議員個人が撮影した動画に市長が話していない内容をつけてSNSにアップしたことなどについて市長が議会に申入れをしていました。そのことに対しての議会としての対応を協議しました。
議会としては申入れを受け入れ、今後同じようなことが繰り返されないようにしていく、ということを正副議長が市長に謝罪とともに報告しました。
しかし、受け入れました、今後繰り返しません、では済むことではないということで、当該議員の措置についても会派代表者会議では話題になりました。それについては今後議会運営委員会で協議していくことになりました。