総務常任委員会
今日は総務常任委員会でした。自分が所属している常任委員会ですので、予算案などはしっかりと確認して出席しました。とはいっても、私の会派、柏崎のみらいでは、毎回の議会前に会派での勉強会を行っているのです。3人で集まり、提出された議案などについて意見交換し、不明点を確認しています。なかなか一人ではそういう活動はできないので、大変ありがたいことです。
今日は市民生活部、危機管理、消防関係の審査でした。以下、主に質疑されたことです。
・地域コミュニティ活動推進事業(159059千円)・・・市内31コミセンの人件費、活動費補助。
・地域で支え合う除雪支援事業(2000千円)・・・今季は91町内が申請、75町内で取り組んでいる。最高10万円の補助。除雪体制の仕組みづくりへの支援。
・街路灯設置補助金(22680千円)・・・市内の街路灯でLED化されているのは50.9%。LEDに付け替える費用の半額(上限は12000円)を補助する。
・コミュニティセンター整備事業(105686千円)・・・田尻、米山コミセンの改修。外壁、講堂の屋根、洋式トイレ化などを行う。10年くらい経ったコミセンの改修を随時行っている。
・地域おこし協力隊活用事業(2829千円)・・・今年度地域で説明会を実施し、107団体が参加した。地域が協力隊を入れたいといった段階で始めていく。
・市民活動センター費(52360千円)・・・防災教育の充実の拠点としてのまちからにしていく。防災教育の窓口は市民活動支援課が行う。
・交通安全対策事業(10756千円)・・・今年度は2月の段階で214人の免許返納者があった。
・地盤沈下対策事業(1364千円)・・・年間1cmくらいの沈下が確認されている地区もある。地下水をくみ上げる井戸を掘らない地区を設定している。
・地球温暖化対策事業(12913千円)・・・小中学校で環境教育プログラムでの教育活動を行う。ECO2プロジェクト、低炭素型設備機器導入を進めていく。
・環境基本計画策定事業(6490千円)・・・平成31年度からの10年間の第3次環境基本計画の策定。SDGsの理念も取り入れていく。
・資源物リサイクルセンター管理費(17298千円)・・・2か所目のリサイクルセンターを西本町あたりにつくり、平成30年度中に稼働させる。シルバー人材センターに管理委託をしていきたい。
・し尿処理施設建設事業(22500千円)・・・自然環境浄化センター内につくり、平成32年あるいは33年には建設を開始する。
・消防予防業務経費(1686千円)・・・平成29年1年間の火災件数は32件。火災をおこさないための設備点検や避難訓練の充実を図る。
・避難所標示看板整備事業(5000千円)・・・津波避難所98か所の看板は完了。JIS規格の看板に付け替えていく。2020年までには完了させる。
市民生活部は町内会のこともまかっています。市内には304の町内があります。中には1000世帯を超す町内会もあります。世帯数が多い町内会は、松波、春日、米山台です。しかし、10世帯未満の町内会が10町内あり、その中で2世帯のみの町内も6町内あります。このように町内会の存続が難しいところもあるようで、今後は町内会の統合も考えていく見通しです。私も一般質問で学校の統廃合について質問した時に市内公共施設、その中でも町内会の統廃合も考えていくという答弁をいただきました。行政側が主導しての取り組みにはならないと思いますが、ボールを投げてもいいと思います。
消防へは先日2機のドローンが寄付されました。その有効な利活用をお願いしたいと思います。また、消防や救急に出動した際に、道路状況で不便を感じたところ、除雪が必要だと感じたところなどについては、都市整備部と連携して、その拡幅などの改修を進めていくようにお願いしたいと思います。庁内での横ぐしが大切だと思うのですが。
危機管理官へテロ対策のために自衛隊派遣を考えているとの施政方針のことを伺いました。必ずしも否定するものではなく、今後必要になってくるのではないか、という答弁でした。また、今季の大雪時の原子力関係の避難については、すぐに移動しなければならない地区と屋内待機地区があるのだから、何とかなるのではないか、という答弁でした。
墓園事業特別会計の審査もありました。現在は2621区画あり、その中の2571区画に使用許可が与えられています。しかし許可を得ても350くらいの場所はまだ使われていない状況だそうです。
今日、1月20日ころ受験した危機管理士の通知が届きました。その時にも記しましたが、2泊3日の講習で、試験もなかなか難しく大変だったのですが、おかげさまで危機管理士2級(自然災害)に合格することができました。これは国家資格ではないのですが、何かの役には立つかもしれません。危機管理士には今回の自然災害ともう一つ、社会リスクもあるので、それも取得していけるように勉強したいと思います。防災に関してはもっと広く、大勢の皆様から関心をもってもらい、防災士などの資格の取得がなされるといいと思っています。
#2018年2月 #総務