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決算文教厚生分科会

今日は決算文教厚生分科会の審査に傍聴議員として参加しました。「教育委員会」「福祉保健部」関係でした。夜の9時頃まで審査を行っていました。当局の方々、お疲れ様でした。

教育委員会関係では以下のような説明や質疑が出されました。抜粋です。

・市内21か所に児童クラブがある。平成28年度には田尻第一第二児童クラブの整備を行い、剣野第二児童クラブを開設した。田尻第一第二とも整備したとはいえ、電灯がLEDでなかったり、高い段差がそのままだったり、より過ごしやすいという改修に至っていなかった。

・結婚活動応援事業として商工会議所やJAに委託して行っている。平成28年度は男性93人、女性90人が参加し38組のカップルが誕生した。事業開始の平成22年度以降25組が成婚した。

・乳幼児健康支援デイサービス事業として、病後児保育は柏崎総合医療センターに委託し、延べ46人が利用した。病児保育は新潟病院で実施している事業に補助金を交付しており、延べ615人が利用した。

・小学校13校に26人の特別支援学級介助員を配置した。

・小中学校20校に27人の指導補助員を配置した。

・平成28年度の不登校児童生徒は95人で、そのうち新たに40人が新たに不登校になった。平成29年度の9月末現在では前年度より減少している。

・就学援助費として小学校児童506人、中学校生徒300人の保護者に対して学用品等にかかる必要経費の一部を援助した。

・半田小、荒浜小、北鯖石小、第一中、瑞穂中、北条中、第三中、松浜中、西山中の校舎等の整備を行い、第五中の建設を進めた。平成29年度から日吉小の大規模改修を始める。

・潮風マラソンは市役所が担っている事務局の負担が大きくなってきたことがあったり、実行委員会の在り方を検討するということもあるため、10月末までに平成30年度の開催について提案する。柏崎マラソンは陸上協会が主になって行っている大会であるため、潮風マラソンの実行委員会形式とは異なり、今後も例年通り継続していく。

・中学校の部活における地域の外部指導者として平成28年度は11校で19名が指導した。

・体育協会へ2386万円の補助金を出した。

・水球、ハンドボール、陸上の中高校生の強化を目的として計500万円の補助金を出した。

福祉保健部関係では以下のような説明や質疑が出されました。抜粋です。

・生活困窮者自立支援事業としておよそ1900万円。平成28年度から子どもの学習支援事業を始めた。訪問型と長期休業中には集合型で行っている。

・単身老人等緊急通報装置設置事業として254世帯に設置した。

・寝たきり高齢者等紙おむつ購入費助成事業として、対象者1443人に対してひと月当たり2000~3000円分を交付した。

・介護従事者人材確保育成事業は働きながら資格を取得できる事業で、3事業所4人に対して行った。

・児童手当給付はおよそ1万人の対象者に給付した。

・児童扶養手当給付は受給資格者578人に給付した。

・生活保護費では421世帯534人に扶助費を支給した。前年度は430世帯556人だったので減少してきている。

・子ども医療費助成として平成28年度までは中学校卒業までの子どもが対象だったが、平成29年度9月分からは、入院費に限るが高校卒業までに対象が拡大した。平成28年度決算額はおよそ1億8000万円。

・看護師就職支援事業として市内病院に就職した看護師61人に対して就職助成金を交付した。

・不妊治療助成事業として平成28年度は所得制限があったため2件の利用だったが、所得制限がなくなった平成29年度は9月末までに9件の利用があった。

私は昨年度まで文教厚生常任委員会に所属していたこともあり、傍聴議員としてでしたが興味深く聞いていました。

教育委員会関係では、特に学校教育には「マンパワー」の必要性を学校現場は訴えていますし、それを議員も納得しています。国として少人数学級の実現について遅々として進まなかったり、教職員定数が増えない現状がある中、市独自の取り組みとしての介助員や指導補助員の配置は必要だと思います。次年度以降も人数を拡大していく方向でお願いしたいと思います。

#2017年9月 #文教

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