top of page

決算総務分科会

今日も昨日に引き続き決算総務分科会が行われました。決算分科会は総務、文教厚生、産業建設と3つあるのですが、総務分科会は審査する内容が多岐にわたるためか、2日間の日程で行われます。今日は「消防」「市民生活部」関係でした。

消防関係の質疑の抜粋です。

・消防西分遣所の跡地利用は現在検討している。

・平成28年度の火災件数は35件、救急は3804件、救助は75件。これらは前年度に比べ増加している。

・消防団員の条例定数は1584人だが、実員は1428人で定数を満たしていない。定数は目標値であり、人口が減っている現在はなかなか満たすことは難しいかもしれないが、この定数を減らすことは現在は考えていない。しかし、出動した場合、消防団員は優秀なため、人数が少ないための弊害はない。消防団の班の統合は今後も検討していく。

・西分署のぎおん柏崎まつりの花火の時の出動問題では、人数を多く配置しスムーズな出動ができるようにしている。今年の花火の終了時に出動要請があったが、中央コミセン側の道を使って出動した。

・消火栓設置状況は高柳は100%だが、市内全域としては特に西山地区が十分ではないため進めている。

市民生活部関係の質疑の抜粋です。

・Jアラートの国からのメッセージは変えられないが、内容は首都圏を対象としているようなため、国としても見直しをしている状況。そのあとに放送している市としての内容についても現状にあったものにしていくよう考えていきたい。

・市内の自主防災組織は311あり、99.1%。

・地域で支え合う除雪支援事業として平成28年度は81町内会で申請があったが実施したのは46件であった。雪の状況として不要だったかもしれない。報告等の事務、写真の添付など、が煩雑ということが言われているので、様式の変更は検討していく。

・市民活動センターのまちからは、平成31年度から指定管理に移行していく予定だったが、1年間前倒しをして進めていく。それは事業についての道筋が予定より早くついたため。

・消費者センターとしては、市内の量販店を年2回訪問して立ち入り検査をしている。

・交通事故は平成28年度、事故が149件、死亡者7人、負傷者181人であり、前年度に比べ増加している。このうち高齢者が関わる事故は56件あり全体の37.6%を占めている。事故多発場所については県や警察と連携して注意喚起を進めていく。

・今年度エネルギービジョンを策定するための調査としてアンケート調査等を行ったとしているので、その集計結果等の資料を提示してもらいたい。→提出します。

・ごみの不法投棄は平成28年度75件発覚しており、うち3件を警察に通報した。不法投棄の量は平成28年度2.4トンあった。同じ場所(与板から久米にかけて)での不法投棄が続いたためカメラを設置したこともあった。

・家庭ごみ収集業者として12業者と契約している。1年ごとに更新だが、柏崎市は個人との契約のため、60歳を上限としている。これは市の職員の定年年齢と合わせているためだが、他市は業者契約のため年齢の項目はない。見直しをしてほしい。

・ごみ袋に広告を載せるための事業所を募集をしている。現在1社が申し出ている。

決算の審査の後、政策「公共交通ネットワークの構築」の中の2つの事業「路線バス確保事業」と「鉄道等活性化事業」について評価しました。

路線バス確保事業は、これからは今まで以上に重要になってくると考えられます。現在は4つの事業所が市内のバス交通に関わっています。それぞれが現在のバス路線から撤退しないように市としては毎年合計およそ1億円の補助金を出しています。

鉄道に関しては、市として独自に年2回企画列車を運行しています。これを通して鉄道の利用が増えることを期待していますし、長岡や上越方面の新幹線との接続が現在以上にスムーズになることを要望していきます。

これらのための予算が適正であるのかやこれからの事業の方向性としていくつかの提案を検討しました。

決算については正副分科会長を含め8人で審査しています。総務常任委員は9人いるのですが監査委員1人はその審査には加わりません。どの分科会も8人で行っていますが、この規模の市としての審査を議会としてしっかりと行っていくためには、議員一人一人の資質も重要だとは思いますが、最低限の人数なのかもしれません。少ないと焦点をあてるポイントが限られ、全体に行き届かないことも考えられます。

何が言いたいかというと、議員定数は少なければいい、ということではなく、常任委員会で審査を確実に行っていくための人数も考えていかなければならないと思うのです。

人数のことは今後検討していくことになるでしょうが、ともかく議員定数が減ったとしても現在と変わらないチェック機能が発揮され、政策についても適切に検討できるように、議員個人の力量を向上させていきたいと思います。

#2017年9月 #総務

特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page