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総務分科会視察 新庁舎建設特別委員会

今日から各常任委員会が担当する決算分科会の視察が始まりました。昨年度の事業として行ったもの、改修施設などを視察し、決算審査に反映させます。今日は総務分科会の視察でした。「斎場」と「消防西分署」を視察してきました。

「斎場」の情報です。

・場所は柏崎市安田。

・平成10年10月から稼働を始めた。火葬炉6基、汚物炉1基、燃料は都市ガス。

・建設当時の工事費はおよそ19億4千万円。

・火葬の件数は、平成27年度1280件、平成28年度1266件で毎年同数程度。稼働の日数は年間およそ280日、1日平均4.3件くらい。

・平成27年度から5年計画で大規模改修を行っている。平成27年度から平成29年度までは火葬炉を2基ずつ改修し、その他空調設備、外壁改修等を行う。今年9月で火葬炉6基の改修は完了した。

・火葬炉2基分の改装工事費はおよそ2千500万円、空調設備入替の建築と機械整備、電気整備等の工事費はおよそ1億1千万円。

個人的には平成10年からはこの斎場には来る機会がなく、初めての訪問でした。人が社会生活を営む上では必要な施設だと思いますし、利用者が不便や不快感を抱かないような設備を備えておく必要があります。

今日は利用者は見ることのない火葬炉や火葬炉の裏の機械室、汚物炉、屋上の排気口などを見せてもらいました。改修の状況を確認するためでしたが、厳かな雰囲気を感じました。ちなみに、汚物炉というのは、胎盤や病気や事故で切断した手や足を火葬するところです。

「消防西分署」の情報です。

・場所は柏崎市東港町。

・平成26年度に基本構想、平成27年度に設計や地質調査委託、平成28年度に建設工事、平成29年3月23日に建設検査完了、3月27日に施設運用開始。

・敷地面積はおよそ3600平方メートル。鉄筋コンクリート造り2階建て。R階(屋上・機械室)、PH階(物見台)があり、3階建て以上に見られるが、床面積の8分の1以下しかないと階とはみなさないため、2階建てとなっている。

・工事費や調査委託費全てを含んだ建設経費はおよそ6億1千万円。

・地中熱利用の空調設備を事務室に利用している。太陽光発電(最大発電量は10kW)設備がある。約40トンの雨水貯留槽がある。

西分署には見学を含めて今まで2回訪問しています。今日は施設説明の最中に突然の緊急出動がありました。火災ではなく点検活動的なものだったようですが、その出動の様子を間近に見ることができたのは貴重でした。また、屋上にも上がらせてもらい、太陽光パネルや避雷針の様子も確認しました。この屋上からは中央海水浴場を含めて海岸沿いの様子を目視で確認できます。

明日からはこの施設のことを含め、平成28年度決算についてしっかりと審査をしていきたいと思います。

午後からは新庁舎建設特別委員会が開かれました。前回の委員会で課題になっていたこと、庁舎2階の議会スペースのトイレの配置などについて改めて設計してもらったものを見ながら議論しました。

結論的には、議員のみが使うようなトイレは不要、その分市民や職員が使うトイレを広くとり、そこを一緒に使わせてもらうようにしました。設計の段階で議員に気を配ってもらい、議員独自で使えるようなトイレの設計をしてくださったのですが、初めに設計したようなものになりました。あとは、当局の方で最後の調整をして、完成ということになります。

新庁舎建設特別委員会はこの設計のみを検討する場ではなく、新庁舎周辺のことなど検討する内容はたくさんあります。これからの方が本格的な議論になると思います。

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