総務常任委員会
今日は総務常任委員会に傍聴議員として参加しました。総務常任委員会では、「総合企画部」と「財務部」と「市民生活部」と「消防」関係の議案を審査します。そこでは「ふるさと納税」「路線バス確保」「新庁舎周辺の整備」「し尿処理施設」などについて質疑が出ました。昨日の2つの常任委員会と同様に、この補正予算を含め、その他の議案についてもすべて原案の通り可決するものと決しました。これらの審査以外に、報告事項として「人権に関する市民意識調査の結果」「柏崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略の改訂」「柏崎市定数管理計画(市役所職員の人数に関することです)」「柏崎市第二次行政経営プラン」等についての説明がありました。
特に人権に関する市民調査の結果については、5年ごとくらいの実施(前回は平成23年)なのですが、今回の私の一般質問にも関係しているところなので、興味深く読み込みました。市民の人権に関しての意識と行政が考え推進していこうとすることに関しては、数値としては多少の温度差を感じるところではあるのかもしれませんが、人権問題に関しては、決して「寝た子を起こすな論」で対応することがないようにしてほしいと思うのです。つまり、ある人権や差別問題の本質的な知識がないにもかかわらず、聞きかじったうわべの知識やネット上に面白おかしく書いてあることに踊らされてしまう人にならないように、しっかりとした知識をもち、適切な判断のもと行動していくことができる人を育ててほしいのです。併せて、いじめに関しては「いじめられる側にも問題がある」とか「関わりをもたないよう傍観者でいる」という考えや行動が完全になくなるように、「いじめる側が悪い」ということが徹底される世の中になってほしいと思います。こと人権に関しては学校での人権教育に任せておけばいいものではありません。教育現場ではないところでも、大人同士でも、お互いの人権を尊重していきたいと思います。
#2017年2月 #総務