決算委員会
今日は決算特別委員会が行われました。平成27年度一般会計等の決算の認定のための審査でした。一部認定に問題があるという反対討論がありましたが、すべての決算審査は多数で問題なしということになりました。昨日の新聞で、魚沼市議会では27年度一般会計決算を「問題あり」とし、不認定としたという記事が載っていました。決算を不認定にすることはめったにないことです。それぞれの自治体には様々な課題があるのでしょう、柏崎市では次年度の予算案の時に十分審議することで、市としての課題にしっかりと向き合っているのかということを確認していきたいと思います。また、今回は各分科会で付託された事業の中から一つずつ事務事業を選び、分科会で細かく評価しました。総務分科会は「核兵器廃絶平和推進事業」、文教厚生分科会は「奨学金償還補助事業」、産業建設分科会は「新技術・新製品研究開発支援事業」です。各担当課も評価しているのですが、議会としても独自で評価しました。PDCAサイクルは教育現場でも行われていますし、各企業でも当然取り組まれていることだと思いますし、行政でも必要なことだと考えます。その中ではP(プラン:計画)を最重要視するのではなく、C(チェック:評価)を重要視していかないと、組織としての正しい方向性を見失いかねません。行政が取り組んできたことを、議会として市民目線に立って評価していくことが大切だと思います。
#2016年9月 #決算委員会