広報広聴常任委員会県外視察2日目
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今日は昨日に引き続き視察2日目でした。今日は埼玉県所沢市に伺いました。所沢市には議会運営委員会として違うテーマで2年前にも訪れています。
所沢市の議会からの発信は様々ありました。「議会たより」「SNS」「議会報告会」「政策討論会」「みみ丸カフェ」です。SNSでの発信はツイッターとフェイスブックによるものです。それぞれ簡単に紹介すると、議会報告会は春秋に2回ずつ計4回行っています。前半1時間は議会としての報告とその質疑、後半1時間はそれ以外のことの質疑です。平成22年から行っています。
政策検討会は各会派代表によるパネルディスカッションのような形式で市民の前で政策についての討論会を行います。すべてアドリブで行うことは難しいのでそれなりのシナリオをつくって討論します。そこでの市民からの意見を聴取することはしません。平成24年から今まで8回行っています。
みみ丸カフェとは無作為に抽出された市民と議員がワールドカフェ形式でテーマに沿った意見交換を行うものです。2018年から始め今まで3回行っています。20~40代の方に限定して意見交換しています。
議会たよりも見せてもらいましたが、表紙から現代風というか若者にも受け入れられやすいもので、柏崎もリニューアルしたばかりですが、所沢のよさも取り入れるべきではないかと思いました。しかも驚いたことは、その紙面構成やレイアウトなどは事務局中心で自前で行っているということです。
上記のものは広聴広報委員会が中心になって企画運営を行っているということで、かなりの仕事量になっているのではないかと思います。それを伺うと、いったん動き始めたら議員の協力もありそれほどの困難を感じない、と話してくださいました。全議員が当事者意識をもった関わりを行っていることはさすがです。柏崎も同様ですが。
また、議会報告会の告知では、案内を挟んたティッシュを議員が駅前等に出て配布しているとのことでした。これもすごいことです。議員の動きを市民が直接見ることで、議会への関心も沸いてきたり、親近感も持てると思います。
さらに、これは広報には関係ありませんが、所沢でも地域電力会社を立ち上げ、再生可能エネルギーによる電力の供給などに取り組んでいます。柏崎でもそれを目指していますし、来週には会派視察で新潟市にこの地域エネルギー会社についての視察に行きます。いろいろ学ぶことが多い所沢です。
対応してくださった所沢市議会の皆様、ありがとうございました。