一般質問3日目
一般質問3日目でした。今日は4人の議員が以下の質問をしました。
「セルフネグレクトの諸問題」「柏崎市の農業における諸問題」「行政業務の効率化と住民サービス向上に向けてRPA等の導入」「柏崎市の自殺防止対策の取り組み」「柏崎刈羽原子力発電所をめぐる東京電力の方針」「原子力規制行政にかかわる問題」「東京電力の原発運転の資質」などについてです。
昨日も記しましたが、原発に関する質問は多くありました。市長は原発に関してご本人のしっかりとした意見をもち、様々な角度から安全と市民の豊かさについて考え、東電にも伝え、市民に発信しています。答弁を聞いていても、所信演説を聞いていてもぶれのないものがあると感じています。しかし、その方向が絶対的に正しいものなのかはわかりません。柏崎には推進と反対の方がおよそ半分ずついると思われます。それぞれの立場での意見は全く相容れることはないと思いますが、進んでいく道は1つだけですので、どこに落としていくのかが問題になっています。それが市長の腕の見せ所なのだと思います。今回の質問の答弁を聞いていても、同じような内容の質問が何度も出される中、嫌な顔を見せずに丁寧に答弁していた姿は立派でした。
8月26日に市長が廃炉計画を提出せよという問いかけに対して東電が回答した文書に対する議員の意見を求められましたので、私もそれなりの意見を書いて渡したいと思います。この回答書に対しては専門家を含めて多くの方が意見を述べています。市長の問いに対して正対していないのではないのか、再稼働することを前提とした回答であって市長の求めるところと乖離しているのではないか、などです。しかし、東京電力として公式文書に「廃炉」という文字を記させたことは大変大きなことでもありました。それまでは、電源構成やエネルギーミックス、ポートフォリオなどの文言でしたので、画期的なものだとも言えます。そういうことを踏まえて、私なりに考えたものをまとめてみたいと思います。
さて、明日以降は今定例会に提出された議案の審議になります。また、昨年度の事務事業に対しての評価、決算の審議が続きます。その決算書が今日手元に届きました。いつものことながら厚さ3cmくらいあるものです。
#2019年9月 #一般質問