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災害対策支援本部

昨日の夜、22時22分に発生した山形県沖を震源とした地震。村上市では震度6強を観測しました。柏崎市では西山町で震度5弱を観測し、地震発生と同時に「災害対策本部」を立ち上げました。市が災害対策本部を立ち上げましたので、議会としても「災害対策支援本部」を立ち上げ、市の活動を支援しました。

柏崎市内の被害は、けがをした方が1人、家屋の被害が2軒でした。けがは軽傷ということでした。津波注意報が発令されましたが微弱なもので被害はありませんでした。そのほか、ライフラインや公共交通機関、道路、河川なども異常がありませんでした。

その中、市内では30か所の避難所が開設され、73人の避難者がありました。私の地元町内会でも集会所を開放したので、心配に思う方が集まってこられました。中越沖地震や東日本大震災を経験している方にとって、またお一人でお住まいの方にとっては地震の恐怖・不安は計り知れないものがあります。こういう時こそ正確で素早い情報を発信し、市民に不安感を感じさせないようにしなければなりません。今回の地震では、市としての情報発信は適切なものだったと思いました。夜の地震でしたし、柏崎の市街地では震度3でしたので気づくことなくお休みだった方もいたかもしれません。その後何回も放送が行われましたので、逆に不安になった方もいたかもしれませんが、私の近所の皆様は落ち着いた行動をとっていました。こういう時に「互助」が発揮されるのだと思いました。「自助」はもちろんですが、「共助」まで広がる前に、ご近所、向こう三軒両隣くらいの間での支え合いとしての「互助」が大切だと思います。お互いの顔が分かる関係の中で支え合いができていることは日常の良好な関係があればこそです。

災害対策本部が立ち上がったこともあり、今日予定していた議会の文教厚生常任委員会は21日(金)の午後からの開催に変更されました。その変更に関して一つ知ったことがありました。それは、柏崎市議会には総務常任委員会と文教厚生常任委員会と産業建設常任委員会の3つの常任委員会があり、その審査の順番では総務常任委員会が最後に行われる、ということです。総務常任委員会には予算関係の「歳入」全款について審査しますので、2つの常任委員会の審査完了を待って審査する、とのことでした。その原則があるのですが、今回は災害が発生したという特別な事情もあり、文教厚生常任委員会を総務常任委員会の後に行うことになりました。請願の説明もその時に行います。

私個人としては市内の状況を確認すべく、いろいろ回ってきました。市内では最大の震度5弱を観測した西山町、津波注意報が出たということで海岸線、中学校の陸上大会をしていましたので陸上競技場内、その他いくつかのコミセンなどです。いずれも被害を確認できませんでした。市民の日常生活もほとんど変化はなかったようです。一安心しました。

柏崎市の「災害対策本部」は17時10分に解散しました。

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