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一般質問3日目終了 手話サークル柏の会人形劇

今日は一般質問3日目でした。5人の議員から、「地域における子どもの安全性向上」「プログラミング教育の進め方」「婚活支援事業の充実と結婚支援対策」「子育て支援のさらなる充実を目指すこと」「公共交通の維持、運転手の確保」「町内会の再編、統合の課題」「まちなかの活性化」「公共施設マネジメント」「使用済核燃料税経年累進課税のねらいと見通し」「財政の在り方と健全化への方策」などについての質問がありました。

今回17人の議員からの一般質問でしたが、イトーヨーカドーの撤退の影響からの駅前のにぎわい創出やバスのルート変更、いわゆる買物難民解消の手立て、災害が多かったことからの防災教育やエアコンの設置などの教育環境整備、などの内容が多かったように感じました。

それぞれの課題は議員と市長当局は共有しているものの、取り組むかどうかは山積する課題の中での優先順位によるものだとも感じました。今はその提案に取り組めないものであったとしても、当局としての意識の中にとどめ、時期を見て動き出してもらえることを期待しています。

一般質問が終わってから、決算委員会が引き続き開催され、財務部長から29年度決算についての説明を受けました。実質公債費比率や経常収支比率を見ると、県内の20市との比較でもワースト3位やワースト5位という位置にあることもあり、なお一層の努力が必要となっている、とのことです。本格的な審査は25日からになりますが、事業評価も含め、しっかりと行っていきたいと思います。

夕方は、柏崎の手話サークル柏の会創立25周年記念行事としての人形劇を見てきました。

公演に先立って会場のみんなと一緒に童謡「とんぼのめがね」を手話で歌いました。私は初めて実際に手話をやってみました。よく同時通訳的に演説の隣で手話をしている様子を目にしますが、その大変さが少し分かったように感じました。連続して5分もやっていれば、きっとくたくたになるのではと想像します。見ているのと実際にやってみるのでは、そのものへの理解が全然違いますね。

さて、人形劇です。「デフ・パペットシアター・ひとみ」さんによる「河の童(かわのわっぱ)」というものでした。「デフ・パペットシアター・ひとみ」はろう者と聴者がともに活動している集団です。今日は6人のメンバーにより劇を行いました。人形劇といっても指人形ではなく、大きな人形を持って動いているものでした。ろう者と聴者が一緒に見ても分かるようにと、劇の中ではほとんど声による会話はありませんでしたし、手話での説明が所々でありました。会場には手話をはじめ障害者に関わる活動している方や子どもたちもたくさん来ていました。1時間以上の公演でしたが、子どもたちも静かに人形劇に見入っていました。

正直、劇はハッピーエンドで終わるものではなかったので、衝撃的ではありました。童話は実は残酷なもので、近年子どもたち受けするように内容が変わってきていると言われています。今日の「河の童」もそういう童話からとったものだと思います。

手話のこと、今日の人形劇のこと、いずれにしてもろう者に対する、あるいは障害がある方への接し方について、今までとは違った気持になった公演でした。特に、会場での子どもたちの多さ、手話サークルの方々の動き、などからそう感じたのかもしれません。今までには感じなかった心の扉が開くような、ちょっと言葉では表しにくい感情がわいてきました。

手話サークルの皆様、ありがとうございました。

#2018年9月 #一般質問

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