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2018年6月定例会議終了


6月定例会議が終了しました。毎年この時期に提出している「少人数学級早期実現」「義務教育費国庫負担制度堅持・拡充」を求める意見書も賛成多数で採択されました。残念ながら全会一致にはなりませんでしたし、本会議場での質疑や討論もありませんでした。特に質疑については委員会での請願者による説明の時に出し尽くされたと解釈もできますが…。いろいろな主義主張があり、政党や会派の指示もあるかもしれませんが、とにかく、柏崎市のみならず子どもたちの教育環境の整備や健全育成に向けての取り組みには賛同してくれるものだと信じています。

今定例会議では一つの請願が委員会による「継続審査」ということになりました。西山保育園バスの運行をお願いする請願でした。市としては以前から諸事情で保育園の送迎バスは廃止することは地域にも説明していました。しかし、それでは保育園を利用したくても利用できない家庭もあることから、継続を要望したのです。委員会では、バスの運行経費や利用者の状況などを調査研究するためにこの定例会議の時間だけでは不十分と判断し、今回は結論を出さず、9月定例会議まで継続的に審査していく、ということになりました。実はこのようなケースは柏崎市が通年議会を採用してからは初めてのことでした。そのため、議会運営委員会としては会議規則の運用やその手続きの確認に時間をかけました。間違っていること、できないことをやるのではありませんが、何せ、初めてのこととなると、以降の前例になりますから、慎重に対応したということです。ともあれ、文教厚生常任委員会に置かれましては、9月定例会議までの間で、適切な審査を行い、結論を出していただきたいと思います。

昨年から議会として「初めてのこと」が多くありました。広報広聴委員会の常任委員会化、決算特別委員会の常任委員会化に向けての検討、政策検討会議の立ち上げ、災害対策本部としての対応、議員倫理審査会の立ち上げ、そしてこの委員会としての継続審査、などです。初めて行うことにはそれなりに準備していたり、策定されている条例や規定に則ったりして進めても「穴」が見つかるものです。実際に行ってみると不足している部分やすぐに改正しなければならない部分が見えてきます。そういう部分の改正は速やかに行わなければなりませんので、実際の協議や審査の時間以外に改正のための時間がとられることになります。改選までの10か月の間にやらなければならないことの多さに少し驚き、全部こなせるのかという一抹の不安があります。でも、積み残しは許されませんので、みんなで協力して進めたいと思います。

夜は「永年勤続議員表彰祝賀会」が行われました。今回は表彰対象の10年、15年、20年、30年、35年の節目の勤続の議員が9名いました。それぞれに市議会発展のため、市民の福祉向上のために大きな貢献をし、実績を積み重ねてこられた議員の皆様です。丸山議員、矢部議員、斎木議員、持田議員、若井(洋)議員、荒城議員、飯塚議員、三井田議員、村田議員の9名です。おめでとうございました。

市長からの祝辞の中には、昔は全国ナンバーワンの市議会だったという誇りをもち、現在の議会としての状況が本来の姿なのかということに対して改善の促してほしいというメッセージが込められていました。

議員一人一人の力をどう結集していくのか、どうその方向を市民の豊かな生活のためにという標準に絞っていくのか、など私自身が置かれている立場を見直した上で、できることに取り組んでいきたいと思います。

#2018年6月 #本会議

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