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一般質問2日目

昨日に引き続き今日は一般質問2日目でした。5日に議員研修で一般質問の構造や作り方を学び、「質問力」を鍛えなければならないことが身に沁みました。そこでは、一般質問とはいえ、市内の一部の地域のことに終始していたり、直接的な陳情型だったり、民間企業のことを公で扱ってもらおうとしたりすることの是非は考えなければならない、と学びました。

私自身のことに置き換えると、地元地域は市内の中央地区、北園町ですから、その地域の出来事のみに終始したり、教育関係では学校教育のそれも教職員の待遇改善のみを訴えたりすることは適切な質問だとは思わないのです。一般質問では、自分で集めた情報の中、特に困り感をもっている方々の困り感の要因が市の制度や事業の在り方であればその改善を促したり、もっと柏崎を盛り上げたいと思っている方々のアイディアや実践事項を広く紹介して事業化することを提案したりしようと思っています。市長や当局の方々は市内の全てのことを網羅しているわけではないでしょうから、情報提供を兼ねて、市が向かっている方向を質すことも必要だと考えています。あくまで、市民全体の代表としての質問をしていきたいと思っています。

今日は6人の議員から、「柏崎市の市民防災をめぐる諸問題について問う」「新潟産業大学への今後について問う」「アルコール依存症と諸問題」「新潟産業大学附属高等学校の今後の展望」「農家を守るために柏崎市がすべきことについて」「行政に頼らない住民自治での地域再生について」「廃校等の利用について」「大雪に関わる除雪対応等の課題について」「原子力災害時における住民避難の課題について」「市役所庁舎内における政党機関紙の実態と政治的中立性について」「市職員労働組合事務所の政治活動と行政財産の利用について」「柏崎市の移住・定住対策について」「柏崎市の観光産業について」などの質問がありました。

市長や教育長からは、

・民間の事業等に行政が関わることや、それをこの一般質問で取り上げることの是非について苦言的な発言もありました。

・今季の大雪の処理、除雪や排雪について、75%の補助が出る制度をもっと町内会で利用してほしいし、その利用方法についてもっと周知していく旨の話がありました。また、除雪の時の除雪車の種類により、どけられた雪がどうなるのかを住民に理解してもらうことも大切だ、とも話していました。幹線道路は路肩に除雪された雪が高く積み重なるのは仕方ないこと、家や車庫の前に積まれた雪の処理は各お宅でしなければ、多くの道路の除雪が間に合わない実態も理解しなければならないと思いました。

・廃校の利用には一律の基準はないので、希望するのであれば申し出てほしい、その後個別に判断していく、とのことでした。

など、答弁がありました。ここでは詳細は記しませんので、議会中継映像で確認してください。来週にはアップされると思います。

今まで主張してきたことを立場が変わることによってそれを主張できなくなったり、さらには逆の立ち位置として逆のことを話さなければならないことになると、その人にとっての自己同一性が失われ、大きなストレスを感じることになると想像します。つまり置かれた立場によっては自分の主義主張と異なったことを言わなければならないとなると、それ相応の苦痛があるのではないかと思うのです。

一般質問は明日まで行われます。

#2018年2月 #一般質問

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