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代表質問

今日は代表質問でした。各会派の代表者から市長へ市政および平成30年度予算に対する質問をしました。今回の施政方針に対するキーワードは「洗練された田舎」「少し変わる勇気」「事業峻別」「人材育成・確保」「廃炉事業」などだと思います。また、原子力発電所の再稼働に関する質問は常だと思います。特に櫻井市長になってからは、推進側と反対側から同じような質問がなされるようになりました。再稼働についてどう考えるのか、という質問を推進側、反対側の両方の立場の方からされることもあります。市長は以前から「容認」の立場でしたから、それぞれの立場に立った質問にも、それぞれの立場に合わせた答弁をしていました。

代表質問では8会派から多くの質問が出ました。それぞれの質問に対しての答弁は記しませんが、前後の文脈は別にしても、印象に残っている言葉を以下に記します。

「当事者にいたずらに期待を与えることはいけない」「人材育成の基盤は学校教育」「色はレモンイエローが好き」「行政は住民の幸せのためにある」「アウトソーシングを含め、AIやIoTの利活用は当然のことで、推進していく」「人材こそインフラ」「レボリューションではなくイノベーション」「相変わらずとかお役所仕事を排除する目的で組織改革した」「国として核燃料サイクルを帰結させる決意を見せてほしい」「廃炉ビジネスは地域経済にとっては確実にビジネスになる」「漸進(ぜんしん:少しずつ前に進む)」「優秀な職員とは、柏崎を好きな人、課題を解決していこうとする気概をもった人、常に高みや新たなものを見出していこうとする人」「地元愛は、住み慣れ親しんだ土地」など・・・

市長の答弁を聞いていて感じたことがあります。これは今回の代表質問に対するものだけではありませんが、失礼を承知で書かせてもらいます。

市長は、大変まじめで正直で、気持ちが表情や言葉にはっきりと表れる方だと思いました。

原発のことなどご自身で誰よりも勉強しているという自負があることや今回の予算や機構改革など自分の思いを実現したことには自信をもちはっきりと告げていましたが、SDGsという言葉は不勉強で初めて聞くことでしたなど、申し訳なさそうに話をしていました。これこそ私は信頼できる人だと思うものでした。決して自分を飾らず、知ったかぶりをするわけでもなく、大きなことを言うわけでもなく、そして謙虚だったと感じました。しかし、今回の質問者へそれは一般質問で答弁する…と言うように、代表質問としてはふさわしくないのでは…と議員側に注意喚起を示したりもしていました。

5日の午後から「質問力で作る政策議会」をテーマに議会研修会として講演を聞きます。

私は議員になってからには一般質問を常にしてきました。その内容は本来の一般質問として適切なものなのか、質問したことが市民の暮らしやすさに直結しているものか、その質問を組み立てる方法は理にかなっているのか、市長や当局に響くようなものなのか、などについて考えているつもりではありますが、これまでの一般質問そのままでいいとは思ってはいません。専門家から指導を受け、よりよくしていきたいと思います。もっとも、今回の一般質問はすでに通告を出していますので、内容の変更はできません。6月定例会議に向けて改善していきたいところです。

#2018年2月 #代表質問

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