産業建設・文教厚生常任委員会
今日の午前は産業建設常任委員会、午後からは文教厚生常任委員会が行われました。それぞれ付託された議案や補正予算の審査でした。昨日副市長から説明されていましたので、今日は質疑が主でした。今日交わされた補正予算における質疑の主なものを記します。
産業建設常任委員会
・柏崎UIターン情報プラザ運営事業…イトーヨーカドー前のプラザを閉じる
・融資預託事業
・松雲山荘前の土地購入…玄関前の仮設の建物が建っているところを購入
・インバウンド推進事業…多言語による柏崎のPR
・空き家対策事業…ホテル宏栄の解体とその後
・消雪パイプ調整点検
・小型除雪機購入補助費
文教厚生常任委員会
・女性相談員支援事業…DVや離婚に対する相談
・西山町のいきいき館といきいきデイサービスセンター経費
・児童手当給付事業、児童扶養手当給付事業…支給対象者が減少
・奨学金貸付事業
・スクールバス運行委託料…第五中学校への通学による
・遺跡発掘調査事業
・博物館リニューアル事業
・地中熱利用設備導入可能性調査業務委託料…小学校1校、中学校4校、総合体育館
今日の委員会審査とは別件です。
今日の柏崎日報の夕刊に、「加藤議長を倫理審査請求」という記事が出ていました。夕方の段階で議会事務局に確認をしたところ、この請求いったん提出する旨のことがあったが、請求者自身が持ち帰ったので今日のところは正式な提出はされていない、とのことでした。
記事には、20日に倫理審査請求をした、と記されていますが、夕方の時点では正式な文書は提出されていない状況なのです。こういうものは正式に受理されて初めて公になるものだと思っていましたが、それは違うのでしょうか。当然議会事務局の方が新聞社に知らせるようなことはないはずですので、どうしたのでしょうか。
議員がこの倫理審査請求をする場合は議員の12分の1以上(3人以上)の議員の連署と確かな証拠を添えて提出することになります。請求文書や確かな証拠となるものがどういうものなのかは分かりませんが、思い切ったことをすると思いました。一つは、請求は今のこの時期でなければならなかったのか、二つは、確かな証拠は本当に確かな情報なのか、ということに疑問があるのです。
今、この定例会議は来年度の予算審議があり、大変重要な定例会議であり、各常任委員会でも十分な時間をかけた審査をする時期です。倫理審査請求があると、そのために審査会を立ち上げて審査をすることになります。それほど重要な、緊急な問題だととらえているからの請求なのでしょうが、予算審議に気合を入れていた私にとってはやや気持ちをそがれてしまいます。
また、提出された証拠にもし正しくないことが記されていたとすると、請求者側が逆に名誉棄損などで訴えられかねないと思うのです。
いずれにしても、柏崎市のよさを全国に発信していこうとしていることには相反する結果になってしまっているように思います。ある月刊誌では「呪われた柏崎」としていくつかの不祥事が数か月にわたって書かれています。それに輪をかけているようです。