2017年12月定例会議終了 年末懇親会
今日で12月定例会議が終わりました。各常任委員会に付託され、審査されたことについて本会議で委員長が報告をし、その後採決を取りました。補正予算、各種条例等についてはすべて原案の通り可決しました。佐渡市ではこの12月定例会議で出された補正予算を議会が否決したという報道がありました。よほど何か不適切なものが盛り込まれていたのか、当局の説明が不足していたのか、よく分かりませんが、今後の市の対応が心配されるところです。柏崎市ではそういうことがなくてよかったと思います。予算案が否決されるということは市民生活に直接影響が出ることも考えられますから。当然、当局から出されたものをすべて認める議会がいい議会だというわけではありませんが、普段から良好な(決して馴れ合いということではありません)関係を構築していると、突然驚くような議案が出てくるものではありません。柏崎市での議会と当局の関係は、これからも適度な緊張感を保ちながら、適切でかつ良好な関係を続けていけるようにしたいと思います。
その後に行われた議会運営委員会で「議員定数」の検討について動き出しました。今日は各会派が考える「検討の視点」について持ち寄ってきたのですが、その検討の視点の捉え方も様々で、会議で話し合われたことの共通理解が十分ではなかったこともあり、これからの議論の視界が良好、というわけにはいきませんでした。
この話合いの中で、「特別委員会」を新たにつくってはどうか、という話題が出ましたが、それはこの議論の初めに「議会運営委員会」の中で話し合っていくことが決まっていたということから採用されませんでした。ですから、これから議運で話し合われるということですから、私としては会派の意見を事前にまとめ、この議論に参加していきたいと思います。
あと1年4か月後には議員の改選選挙が行われることもあり、悠長に議論をしていくわけにはいきません。そこで、遅くとも来年の9月定例会議までには結論を出すことになりました。
今年の定例会議が今日で終了したということもあり、議員と市の幹部の方々との懇親会が開かれました。普段から電話や窓口で対応してくださる方や勉強会的なことで法令や仕組みを教えてくださる方だけでなく、あまりお話しする機会のない方々とお話しできて、あっという間に時間が過ぎました。現在議会で取り組んでいる「食品ロス」のこともあり、食べ残しがないように頑張ったのですが、申し訳ありません、完食できませんでした。
定例会議は今日で終わりましたが、市民生活には終わりがありません。日頃市民の皆様から言われていることの市の対応について確認していくとともに、個人的に取り組んでいる教育問題、その中でも冬休みに行われる生活困窮者学習支援などを通して、山積している市の課題を少しでもよい方向に進められるようにしれいければと思っています。
#2017年12月 #本会議