決算産業建設分科会
今日は決算産業建設分科会の審査に傍聴議員として参加しました。「都市整備部」「産業振興部」関係でした。所管替えがあったため、シティセールスとふるさと納税、新庁舎周辺等活性化事業関係も審査しました。
都市整備部関係では以下のような説明や質疑が出されました。抜粋です。
・平成28年度には特定空き家5件に対して緊急安全措置を行った。
・今年度、空家対策計画を策定しているが、平成28年度に各町内会長あてには調査結果の概要版を配布した。
・道路舗装工事は32か所2880m、側溝補修工事は87か所2770m行った。
・道路除雪では、廃業した事業所の後任事業所は決まった。しかし、オペレーターの確保が難しい。狭隘道路の除雪には町内会等へ補助を出しているのでそういう制度を利用してほしい。
・市で管理している消雪パイプは106か所ある。それ以外にも個人や町内会、民間で所有している消雪パイプがある。消雪パイプの修繕等には資材を提供している。市へ譲りたいと要望しているところもあり、今は受け付けていないが、今後検討していきたい。
・橋りょう修繕事業としては、市内にある539橋に修繕の優先順位(4つのランクをつけている)をつけて計画的に行っている。
・みなとまち海浜公園管理として除草や人工芝の張替えなどは市で行っているが、看板の設置などは県の担当として行っている。
・平成28年度の夢の森公園の利用者はおよそ9万人。
・柏崎駅南口広場の整備が終わり、バスの待合所やトイレの設置を行った。今後は南口から国道8号線までの道路を広げ、バスの右折レーンを設けるようにしていく。
・市内には市営住宅23棟512戸、県営住宅22棟569戸ある。駅前の住宅に希望者が多く、入居者の希望が100%かなえられているとは言えない。また、入所者同士のトラブル、騒音や嫌がらせ、ごみ問題など、があるということは聞いている。実際に被害を受けた人には診断書をもらってもらい、別の住居に移ってもらうこともあり得る。
・北園町の市営住宅20棟には改修におよそ1億9000万円かかった。
産業振興部関係では以下のような説明や質疑が出されました。抜粋です。
・若年者就労支援事業として、ワークサポート柏崎では平成28年度の相談件数が1502件でそのうち32件が就職につながった。
・有害鳥獣被害対策事業として、平成28年にイノシシ237頭捕獲し、電気柵も設置した。被害は年々拡大している。
・食の地産地消啓発事業として、ランチフェアやぱくもぐフェアなどを行っているが、5年ほどたったので新しい取り組みも考えていく。
・多面的機能支払交付金事業は平成26年度は59組織73集落、平成27年度は69組織83集落、平成28年度は83組織93集落に交付しており、周知が広まり年々多くのところで行われている。
・高校生インターンシップ支援事業を行っており、柏崎工業高校の生徒を対象に平成28年度は60社に149人の生徒を受け入れた。
・企業立地事業として企業立地推進員2名が関東を中心に活動している。年間60社くらいに訪問し、柏崎の企業を知ってもらったり誘致を行っている。推進員は平成25年から2名で活動している。
・平成28年度には柏崎市で2件のテレビドラマの撮影があったり、CM撮影も行った。こういうことはもっと市民にもアピールしてもいいのでは。→ホームページには一部載っている。
・えんま市には平成28年度には20万7000人の人出があった。
総務分科会以外は傍聴議員として参加し、市の事業について確認していきたいと思います。どの分科会でも市民にとって直接関係がある事業が多く、市民の皆様から質問を受けたときにもこたえられるようにしておかなければならないと思っています。
昨日、衆議院が解散されました。政権選択の選挙戦が始まります。私のところにも民進党と希望の党に関することの問い合わせがありますが、私は政党員ではありませんのでよく分かりません。今は混乱しているような感じがします。来週初めにはそれなりの体制が整ってきそうですが、今行っている都議会が終わるまでは不透明なことが多いです。
#2017年9月 #産業建設