産業建設分科会視察
今日は決算産業建設分科会の視察に同行させていただきました。「じょんのび村」へ行き、温泉揚湯ポンプ修繕として温泉の源泉場所と、萬歳楽の客室床改修工事として客室の状況を視察しました。
じょんのび村は高柳町にあり、温泉として「楽寿の湯」があり宿泊施設の「萬歳楽」などがあります。私としては、子どもが小さい頃はかなり頻繁に訪れたものです。
じょんのび温泉の説明です。
・温泉井戸は竹下総理大臣の頃のふるさと創生事業の1億円を使って掘削したもの。
・井戸は平成2年3月に完成、深度は1400m、工事費はおよそ9230万円。
・井戸からは毎分およそ30リットルのお湯がくみ上げられる。源泉の温度はおよそ38度。
・井戸からじょんのび温泉までおよそ3kmあるため、浴場に入れるときに沸かし直す。
・かけ流し温泉ではなく、その日の利用者の状況によってタンクから温泉を流している。
今回はこの温泉をくみ出すポンプが故障を繰り返したための修繕の様子を確認したものです。原因としては揚湯量が減ったことによるモーターの焼き付きだったり、商用電源から供給される電力の電圧にばらつきがあったためとしていました。しかし、特に電圧のばらつきによるモーターの故障は日本ではほとんど考えられず、別の問題があるのではないかと想像してしまいます。とにかく、じょんのび温泉の来られるお客様が満足してもらえるような設備を維持できるようにしてほしいと思いますし、故障したから修理するという単純な繰り返しではなく、原因究明やポンプやモーターの費用対効果などをよく検討していくこともお願いしたいと思います。
また、宿泊施設の萬歳楽の客室の床の改修も確認しました。新しい畳の香りがまだしており、とてもいい雰囲気のお部屋です。今後入室するところの段差をなくしバリアフリーにしていけるとさらに喜ばれると思います。
私の家の近くにはソルトスパがありますが、そことはまた違った雰囲気の素敵な施設です。
その後、じょんのび村で昼食に「ダムカレー」をいただきました。今はやりの「ダム」です。柏崎でもこの夏からダム観光に力を入れています。ここじょんのび村でも食べられますし、市内のいくつかの食堂でダムカレーが出されていますので、別のダムカレーも食べてみたいと思います。
#2017年9月 #産業建設