一般質問1日目
今日は一般質問の1日目でした。私を含めて6名の議員から以下のような質問がありました。
私の質問については後日にしますが、その他の5名の議員の主な質問です。
「地域福祉を支える民生児童委員の今日的役割と課題」…民生委員への協力員を
「原発の再稼働問題、廃炉戦略について」…原発との新たな共生を、廃炉計画が再稼働の条件
「7月の大雨災害を検証して」…市内の浸水状況の確認を
「ぎおん柏崎まつりの総括」…今年の花火関連の総消費額は8億円
「事業主と起業家をつなぐ『後継者バンク』」…事業承継を行い事業所を継続させるために
「行政サービスの向上に民間企業の知恵を」…市職員と民間との交流を
「行政と地縁型組織の協働のあり方」…町内会のこと
「新・シティセールスの取り組み」…過去3年間で柏崎に転出入した人の理由を分析する
「柏崎らしさを生かした柏崎ブランド米」…今年度中に新潟83号を新品種として命名する
「市職員の不祥事に関する処分と公開基準の見直し」…今年度小学校で問題事例あり
私の質問は答弁を入れて45分程度でした。私の質問時間はほぼ30分使いましたので、当局(今回は教育長)の答弁が15分くらいでした。答弁は短い時間でしたが、実現に向けて検討していただけるような回答もあり、それなりに満足できた回答でした。
不祥事についての質問がありました。このサイトの9月5日付けにも記しましたが、不祥事の再発防止はどうあるべきなのか、いろいろな考え方があると思います。市長は処分や公開基準を見直すと話していました。一つの方向がすべてではありません。一方向からではなく、右からも左からも上からも下からも様々な角度から考えていってほしいと思います。
また、今年度になり市内小学校で問題となる事案があったとの訴えがありました。私の知らないことでした。しかし、議員としてこういう問題は絶対に知っておかなければならない問題だとは思いませんし、教育委員会と学校を信頼して任せておいてもいい問題もあります。
このような内容を本会議場で質問という形で話すことがよかったのか、常任委員会協議会などで意見交換をすればよかったのかは分かりません。議会として対応すべきことなのかどうかは確実なラインがあるわけではありません。ただ言えることは、圧倒的大多数の関係学校の保護者としたら、当該校と教育委員会内でしっかりと話し合い、保護者への説明をしたのち、子どもへの悪い影響がないように対応してほしいと思っているのではないでしょうか。自分が保護者だったとしたら、子どもが通っている学校の問題を議会で取り上げてほしいなどとは考えませんし、そこまで大きな問題とすることで子どもたちへ影響が出るのではないかと心配をしてしまいます。特に子どもたちが関わっているものは、全てをつまびらかに詳細を明らかにすることが正しいことではないように考えます。
ただ、今回は刃物を取り出し、けがを負わせた事案があったとのことですので、これは大変な問題であると思います。しっかりと対応すべきだとは思いますが、当事者の子どもたちにとってはどうある方が健全育成等の面から適切なのかを考えて対応をお願いします。
私が学校の教員だったからというわけではありませんが、柏崎市の学校関係での問題事案は、学校や教育委員会がもみ消そうとしたり、隠そうとしたり、大げさにしたくないからとて報告や公表を怠るようなことをすることは絶対にないと確信しています。問題事案を公表するとかしないとかは十分に深く検討しています。決して隠ぺいしようとする体質はありません。
いろいろな立場の人がいて、様々な考え方があり、それに伴う価値観も多様化しています。何が正しいかもはっきりとしないものが少なくありません。しかし、柏崎市をよくしていこうとする気持ちは共通です。その目的を達成するためのアプローチに違いがあるのだと思います。
#2017年9月 #一般質問