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本会議

今日は9月定例会議の最終日でした。各常任委員会で審査したものを最終的に採決したり、意見書の採択を審議したりしました。議案は全て委員会の審査結果と同様に「原案可決」になりました。意見書については、議会運営委員会発案の意見書2つについては全会一致の採択しました。しかし、議員発案の2つの意見書のうち「学費と教育条件の公私間格差是正に向けて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書」は賛成多数で採択されましたが、「労働時間と解雇の規制強化を求める意見書」は反対多数で採択されませんでした。人それぞれの立場や考え方があるので、どの議案や意見書なども採択については全会一致というわけにはいきません。賛成、反対それぞれの立場の意見を尊重し、意見書採択のために請願を提出された方々にしっかりと説明できるようにしておくこと、が議員としては必要なことだと思います。

また、今回の定例会議では、本会議、常任委員会での審査などで多くのことを学びました。今までもわかっていたつもりでしたが、より心していかなければならないと思いました。例えば、労働者として仕えた経験が乏しい経営者、経営者の経験のない、経営者の視点をもてない労働者、教職経験のない教育委員会関係者、行政経験のない教職員、など、いわゆる相反する一面をもっている立場の人は、お互いに尊敬し合うとともに、それぞれの立場を理解するために十分なコミュニケーションをとることが大切だと思うのです。ちょっとかじっただけ、一面だけを見ただけで全体を理解したつもりになったり、そんなことは当たり前なことだと決めつけていたりしては、お互いを尊敬し合い尊重できる関係になることはあり得ません。もし仮にそういう方が自分に相対していた場合でも、感情的にならずに、その場がお互いを理解する場になると受け止めて、冷静な話し合いに努めていきたいと思いました。おかしなプライドは捨て、不必要な劣等感を振り払い、お互いに目指す目的達成のためにできることを語り合う、それぞれの立場としてできることやれることを尊重し合える、フラットでフレキシブルな立ち位置と思考を身に付けなければならないと思うのです。

#2016年9月 #本会議

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