市議会全員協議会
午後から柏崎市議会全員協議会が行われ、東京電力から柏崎刈羽原子力発電所６・７号機の適合性審査の状況について説明がありました。私にとってこのような説明の機会は初めてであり、東京電力の説明の後の質疑を含めて、原発についての理解も進みました。その中で参加した東電の常務執行役の方が、「現時点では柏崎刈羽原発の再稼働を論ずる時期ではない」旨の発言をしていたことが心に残りました。実は柏崎商工会議所から市議会に柏崎刈羽原発の再稼働についての請願が出ています。これは各新聞でも掲載されています。原発を管理している東電が「今は再稼働を論ずる時期ではない」という立場なのに、柏崎市議会として「再稼働を推進しよう」という請願に賛成するのはいかがなものかと感じます。私自身としては原発をすぐに廃炉にすべきであるという立場ではありません。柏崎の現状を見て、条件が全部整えば再稼働してもいいのではないかという立場です。再稼働云々の議論も深まっていない、避難計画も乾いていないような現状で、その可否だけを問うことには疑問があります。社会、経済においてはこういう流れは普通なのでしょうか。
